4人のBC起業家、ティール・アワードを獲得

 

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4つのBC(ブロックチェーン)スタートアップに関わるそれぞれの起業家、開発者はティール・フェローシップの受賞者リストに新たに自らの名前を加えることができる。

 ビリオネアでありペイパルの共同創業者でもあるピーター・ティール氏によって創設、出資されたティール財団は金曜日、18年のティール・フェローシップ受賞者を発表した。プレスリリースによればその中には、ヴェストの共同創業者アクセル・エリクソン氏、ポルカドットの共同創業者ロバート氏、マイクリプトのCTO(最高技術責任者)ダニエル氏、メカニズム・ラボの共同創業者アパナ・クリシュナン氏がいる。

 彼らは仮想通貨界で最も有名なティール・フェローシップ受賞者であるイーサリアムの共同創業者ヴィタリック・ブテリン氏と同じ道を歩むことになる。ブテリン氏は14年にティール・フェローシップを受賞した。それぞれの受賞者には彼らの現在、そして将来のプロジェクトを支援するために向こう2年間にわたって10万ドルの補助金が与えられる。

 ニュースレターにおいて、ティール・フェローシップのディレクターであるアリソン・ディアス氏はティール・フェローシップの目的は意欲的な若い起業家が現実世界の問題に対する革新的な解決方法を探すのを助けることである、と述べている。

 「教室という安全な場所を離れ、その代わりにビジネスを作ることを選ぶことは簡単ではなく、魅力的でもありません。しかし、ティール・フェローシップのこれまでの受賞者は私たちが一般に真実であろうと考えていることを発見してきました。若者は現実世界で物事を行うことによって最も良く学ぶ、ということです」とディアス氏はそのニュースレターに書いている。

 ティール氏自身も有名なビットコインの支持者である。以前にコインデスクが報じたように、彼が立ち上げたサンフランシスコに拠点を置くベンチャーキャピタルのファウンダーズ・ファンドは1月に2000万ドル相当のビットコインを購入している。

 このテクノロジー界の大物は、17年にビットコインの批判者は仮想通貨を「過小評価」してると述べ、ビットコインを「お金の保管手段」であるとも発言していた。

 

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