世界について学ぶための最初のブロックチェーンVRプラットフォームは、2018年の秋にリリースされる予定です

Altair VRのプロジェクトであるVR Encyclopediaプラットフォームは、2018年の秋にリリースされる予定です。このプラットフォームは、教育とエンターテイメントの両方の形式を使って、様々なトピックについて様々な経験を提供することを目的としています。それだけでなく、Encyclopediaのコンテンツは、プラットフォームのユーザー自身が作成し、そのための費用はプラットフォームの資金によって支払われます。

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VRは着実に拡大していて、教育、ヘルスケア、エンターテイメントなどの多くの分野で徐々に世界に影響を与えています。この技術には数十億ドルが投資されており、VR市場は2023年末までに609億ドルに達するという予測もあります(比較すると、 2017年には54億ドルだった)。

 

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Altair VRのCEO、Constantin Urvantsev氏は、この予測と同意見を持っているようです。彼の言葉によると、多くの企業が既にブランドを広めるための重要なエンゲージメントツールとしてVRを扱い、従業員向けのVRトレーニングプログラムを導入しています。

たとえば、2017年8月に、KFCは労働者の調理技術の向上を目的とした特殊なVRプログラムのリリースを発表しました。プログラムは、クイズとKFCキッチンのバーチャルコピーのミックス形式で構成されていました。 しばらく経つと、ウォルマートアカデミーは独自のVRトレーニングを作り上げました。ストレスの多いシナリオを含む様々な状況にスタッフを馴染ませて、職場での困難により効率的に対処できるようにするためのものでした。

VRは既に企業研修に影響を与えています。 AltairのVR Encyclopediaがリリースされたら、その分散された性質とユーザー作成のコンテンツベースにより、VRを使った企業トレーニングはさらに統合しやすくになります。大企業だけでなく、中小企業や新興企業でもVRシミュレーションをプラットフォームで注文することが可能になります。

AltairVRは、追加教育の分野で活動する企業です。 当初、移動式プラネタリウムの配備に携わり、7年間にわたってロシアとCISにおいて大規模なプラネタリウム・ネットワークを作り上げました。プラネタリウムの質を高め、グローバルな規模でアクセスできるようにするため、会社はVRブロックチェーン技術に思考を向けました。それが地球の各地から周りの世界についてあらゆる側面から学ぶことを可能にするグローバル仮想百科事典のアイデアの始まりでした。